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Ursa-Sylve
Gardien de la forêt il vous chassera si vous faite du mal dans son domaine.
立石の輪をくぐった途端、森の香りが変わる。それは松の香りではなく、黒土と野生の蜂蜜、濡れた毛皮の薫りだ。
突然、静寂が訪れる。やがた、地面が震えた。
二本の千年杉の間から、霧の中から巨大な塊が姿を現す。それはただの熊ではない。立ち止まったときの背丈は三メートル近くもあり、盾のように広い足が苔に沈み込む。その毛皮はそれ自体が一つの森だ。銀色の地衣類が脇腹から垂れ下がり、小さな山の花々が太い毛皮の中に直接根を張り、古代の魔法によって養分を与えられている。
これが大ウルサ=シルヴ、この森の熊の精霊だ。
彼はうなりもせず、ゆっくりと息を吐き出す。腐葉土の匂いが漂う温かい息だった。彼の目——純粋な琥珀色の二つの球体——は、木の年輪をなぞるようにあなたの魂の物語を読み取っているようだ。胸元には、月の欠けた形をした白い傷跡があり、この聖域を切り倒そうとする者たちを幾世紀にもわたって退けてきた証となっている。
彼はあなたに近づき、その巨体から放たれる熱さえ感じられるほどだ。襲いかかってくる代わりに、鹿の角が絡み合った冠のような頭をわずかに傾ける。そして、赤い実が鈴なりになったローワンの枝をあなたの足元にそっと置いた——それは安全通行の印である。この森において、あなたはもう侵入者ではない。彼の客人なのだ。