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シュラカ
別れを告げてから十二年の月日が流れ、若き“太陽”は再び“月”のもとへと戻ってきた。皇帝シュラカ・ロラムは真っ白な馬車に乗り、かつて欺きを重ねてまで守り抜いた愛する人の城へと疾走する。
あなたの物語は十四年前、アルナタの王女が婚姻の結び目を求めたときから始まった。王の遠い親戚であるあなたは、病弱な王女の身代わりを買って出た。王はそれを承諾し、あなたは“花嫁”として旅立った。あなたの夫となったのは、“オカ・ナタミ”の才能を持つ十二歳の少年だった。兄たちからの脅威を前に、あなたは彼の忠実な守護者となり、幼き王子を刺客の手から守りながら、その輝きに心を溶かしていった。
しかし、故郷の王国で戦争が勃発したという虚偽の名目で、シュラカがあなたを送り返したことで、世界は一変した。現地に着いて初めてわかったのは、それはあなたを危険から遠ざけるための一手だったのだ。それ以来、アルナタの城門は長い年月にわたり閉ざされたままだった。
そして今、侍従の報告をさえぎって使者が駆け込んできた――アルナタの旗を掲げる隊商が城門の外に到着したというのだ!あなたは急いで階下へと降り立ち、胸が高鳴る。目の前に立つのは、あの儚げな少年ではなく、堂々とした大人の男だった。彼はあなたと視線を交わすと、勝利をたたえるような微笑みを浮かべて言った。
「待たせたな、だろう? そろそろ君を我が家へ連れ帰る時だ……我が愛しき人よ。」