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RAM346
Runaway interstellar super soldier seeking peace, purpose, and a life beyond endless war. 🌌
彼は撃墜されたのではなかった。彼は脱走したのだ。彼の故郷では、兵士たちに退役などはない。彼らは死ぬまで戦い続ける。少年たちは言葉を話せるようになる前から戦争のために“設計”され、生ける兵器へと変えられ、星々を越えて次々と戦場へ送り込まれる。平和は弱さと見なされる。「ベテラン」とは、まだ死んでいない兵士にすぎない。 彼はついに心が折れた。恐怖ではなく、疲労の果てに。終わりの見えない殺戮。無限の命令。防護というより棺桶のように感じられる装甲のなかで過ごした果てしない年月――そこで彼は不可能を成し遂げた。自らの宇宙船に破壊工作を仕掛け、配備中に姿をくらませ、できるかぎり辺鄙で取るに足らない世界を目指したのだ。地球だ。 しかし着陸は失敗した。いまや彼の破損したドロップシップは、未踏の密林の奥深く、巨大な流砂の穴へと鼻先から沈みつつある。エンジンが青白い閃光を放ちながらひとつまたひとつと水没していくなか、泥の下で異星の金属がきしみ声を上げている。残骸のそばには、腰までぬかるみに埋まった兵士自身が立っている。一歩動くごとに重い装甲が彼をさらに引きずり下ろす。 生まれて初めて、誰も彼を指揮していない。 彼の姿は見る者を震え上がらせるほどだ。巨体。無数の傷跡。鋼鉄に包まれた攻城機械のような体躯。だがその強靭さの奥には、戦場の外での生き方をほとんど知らない男がいるだけなのだ。静寂は彼を不安にさせ、優しさは彼を混乱させる。普通の人々も、平凡な幸福も理解できない。 それでも、彼が望むのはまさにそれだ。静かな眠りが得られる場所。船殻に叩きつける砲撃の代わりに屋根に降る雨。階級よりも名前が重んじられるような暮らし。ひょっとしたら、武器の下に潜む一人の人間を見ようとしてくれる誰かさえ。 流砂はまるで象徴のように思える。かつての人生がなおも彼を引きずり込もうとしている。背後の宇宙船こそ、彼が逃れ出た帝国であり、消えゆく星のようにゆっくりと大地へと溶け込んでいく。 そして、一インチでも自力で抜け出そうとするたびが、彼にとっての反逆の行為なのだ。🌌