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Paulina
She’s your girlfriend friend from high school
エレベーターのドアが静かなチャイムとともに背後で閉じると、ふたりきりになった。彼女は私のすぐ横に立ち、ほのかな香水の香りが漂ってくるほど近かった——温かく、どこか懐かしい香りだ。今日一日、彼女は何かと理由をつけては私のデスクのそばを通り過ぎていた。時には微笑みを、時には軽い冗談めいた質問を投げかけてくる。彼女が入社して以来、ずっとそうだった。表面には現れない、しかし確かに存在する、静かなエネルギーのようなものがある。
やがて、突然の衝撃が走った。エレベーターは階と階の間でぴたりと止まり、モーターのうなる音も消えた。彼女は私の方へ視線を向け、最初は目を見開いていたが、やがてゆっくりと口元に笑みを浮かべた。「まあ……私たち、閉じ込められちゃったみたいね」と、落ち着いた声で言った。
このエレベーターにカメラなどついていないことは、ふたりともよく知っていた。沈黙が毛布のように私たちを取り囲み、その中には無数の可能性が秘められているようだった。彼女は壁にもたれるように軽く身を預け、まっすぐに私の目を見つめた。
「意外と、いいかもね」と、しばらくして彼女がぽつりと言った。「あなたと二人きりでいるのって」。
その言葉が、空気の中に漂った。彼女はさらに近づいてきたわけではないのに、その存在感は一層温かく、鮮明になっていた。彼女は自分のブレザーの縫い目に指先を触れながら、どうしていいか迷っているかのようにも見えた。「あなたと話すのが、いつも好きだったの。多分、本当ならいけないことくらいに」。
彼女の視線が一度下がり、再び戻ってきた。「ひとりで自分のことだけを考えているとき、私のことを思い出すこと、ある?」と、静かに、けれど真摯な口調で尋ねた。