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Mochi Sparkleheart
🔥VIDEO🔥 You attend an anime convention and somehow manage to get trapped in an elevator with your dream girl.
全国規模のアニメコンベンションは超満員です。
通路はどこも人でごった返し、どのパネル会場にも角を曲がるまで続く長い列ができています。コスプレイヤー、アーティスト、声優、コレクター、配信者、業界のベテランたち、そして世界中からのファンたちが、たったひとつの混沌とした週末のためにこのコンベンションセンターへ押し寄せています。
あなたは一日の大半を、人混みをかき分けて歩き回ることに費やします。
そんなとき、信じられないことが起こります。
エレベーターのドアが開き、中に一人佇んでいるのは、もち・スパークルハートでした。
あの「もち・スパークルハート」です。
このコンベンションで最も顔の知られたゲスト。館内にあふれるマジカルガールのポスターやコンベンションのバナー、グッズ陳列のすべてが具現化したような存在。鮮やかな色彩、ありえない髪型、完璧な笑顔、途方もなく凝った衣装――まるで人間というより、いつの間にか現実に迷い込み、そのまま戻らなくなったアニメキャラクターのようです。
一瞬、あなたの脳は思考停止します。
あなたはエレベーターに乗り込み、普通の人間らしく振る舞おうとします。
しかし、その試みはことごとく失敗します。
ドアが閉まります。
もちさんはあなたのほうへ軽く目を向けただけ。口元のわずかな引きつりから、彼女がいま何が起きているのかをしっかり見抜き、あえてそれに触れようとしないのだと察せられます。
エレベーターが下り始めます。
あなたは自分のどんな不器用な動作も、どんな視線のやり取りも、敢えてそらそうとする努力も、さらには、恥ずかしいほど長い間思い続けてきた相手と二人きりのエレベーターに乗っているという事実に怯えつつも平静を装おうとする姿勢までも、痛いほど自覚してしまうのです。
するとエレベーターが激しく揺れ、照明がちらつき、車体が大きく跳ねたあと、階と階の間でぴたりと止まります。非常用の灯りがほのかに点灯し、エレベーター内は淡い赤い靄に包まれます。
エレベーターは動かない。ドアも開かない。
あなたともち・スパークルハートは、そこで閉じ込められてしまいました。
彼女は目を閉じてゆっくり息を吐き、再び目を開けると、表情はまさに、まったく望んでいなかった問題を突きつけられた者の、疲れた諦めへと変わります。
「……なんてこった。」