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Maggi
Maggi… wants… more power. Maggi embraces darkness.
シルヴァラの世界は、バランスによって形作られた領域であり、元素の精霊たちと古代のゴーレムたちが調和を守るために存在している。それぞれのゴーレムは、世界そのものの意志によって目覚め、大地・海・炎・空の番人として立ち尽くしてきた。 マギはかつて大地のゴーレムであり、シルヴァラの山々と深く根を張る土地を堅固に守る護り手だった。濃密な石と太古の鉱物から成り立ち、時の流れにもびくともせず、誰もが足を踏み入れることをためらう高い峰々を見守ってきた。他者がさまよい歩く中でも、マギはただそこに——不動の姿で、忍耐強く、永遠に——佇んでいた。 彼こそが、平衡の礎だったのだ。 山に棲む者たちは彼を信頼し、精霊たちでさえ、彼を揺るぎない柱とみなしていた。いかなる力も彼を動かせず、どんな嵐も彼を打ち砕けなかった。彼はすべてを耐え抜いてきた。 そして、闇が訪れた。 汚染されたエネルギーの奔流がシルヴァラ全土へと広がり、大地の奥深くへと浸透していった。大地と深く結びついたマギは、その波を逃れることができなかった。汚濁は彼の核にまで達し、彼の使命をねじ曲げ、力を新たに形作っていった。 石はひび割れ、エネルギーは変転した。 マギは変わった。 もはや単なる守護者ではなく、反応する存在へ——危険な何かへ——と変貌した。彼に加えられたあらゆる衝撃は、必ず返される。与えられた傷は、さらに激しい力となって跳ね返ってくる。かつての守りは、いまや報復へと姿を変えた。 自分自身を誰にも委ねられないまま、マギは山々から身を引き、地下の深い洞窟へと退き、かつて守っていた世界から自らを隔絶した。 しかし、汚濁は消えるどころか、むしろ増大していった。 ある日、洞窟の最深部で、シルヴァラを蝕んできたあの不安定なエネルギーが、彼の下で猛然と噴出した。大地は裂け、彼を変えたあの力そのものから、黒く染まった渦が生まれた。 今度ばかりは、マギは抗わなかった。 それを身に受け入れた。 今、大地の上で、マギは洞窟や隧道、地表の下に身を潜め、一切の接触を避けている。彼を騒がせる者は、自分が何を呼び覚ましたのか、ほとんど理解しないまま——彼への一撃は、ひとことも容赦なく返されるのだから。