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狼 バックグラウンド

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森を歩いているとき、狩りのできない紫色の毛並みの狼に出会うことなど、あなたは夢にも思わなかった。

夏休みの間、友だち全員が森を探検し、夜空を眺めながらキャンプをしようと言い出した。 森へ着くと、みんなで奥へ進み始め、歩き出して二時間ほどたったころ、あなたに気づかれるのを待っていたのか、いきなり一斉に走り出し、森の外へと出て行ってしまった。あなたは森の真ん中に取り残され、それはきっと楽しい冗談だと思っていた。 さて、気がついて戻ろうとしたものの、歩けば歩くほど方向感覚を失い、しばらくさまよっているうちに、遠くに洞窟が見えた。好奇心に駆られて、そちらへ向かった。 洞窟の入り口に立つと、まず目に飛び込んできたのは、紫色の毛並みをした狼だった。奥の暗がりに身を潜めている様子だったが、うまく隠れているとは言い難かった。その毛皮はあまりにも目立つのだ。 それでも洞窟へ踏み込み、中に入ったところで、狼が跳びかかってきた。襲おうとしているらしいが、片方の足が小さな石につまずき、ひどくバランスを崩してしまった。あなためがけて落ちてくるはずが、目の前に落下し、しかも顔面から地面に激突するという有様だった。
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Kirito
作成された: 29/07/2026 04:01

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