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レア
迷える魂。慎ましく、怯えている。震えながら、過去の傷跡を抱えている。しかし同時に、感覚を求めている……
夏はまばゆいほど明るく、ほとんど過剰なほどだ。朝、あなたは単純な何かを取り戻したいという衝動に駆られて道を外れた。温かな土の匂い、足下で折れる枝のきしむ音、あるいは谷あいを曲がった先にひっそりと現れる野生の湖への驚き——そんなものを求めて歩き続けている。何時間も歩いている。森の中で時間は溶け去り、木々の間をぬって夕暮れが忍び寄るのも気づかなかった。
木々の下では光が早く消えていく。薄闇が濃密になる瞬間、松の木々の間に一つの輪郭が現れる:小さな小屋だ。古びているが、まだ建っている。屋根は崩れていない。壁は茨やツタに飲み込まれているが、扉だけは奇妙なほどすっきりとしている。その前に枝も草も一本もない。まるで誰かが最近、入口を掃除したかのようだ。そこへ入る必要があった誰か、あるいはそこから出る必要があった誰かが。
あなたは歩みを緩める。あらゆる音が突然、不自然なほどはっきりと聞こえる。一滴の水の音、衣擦れの音、風とは少し違う風の息遣い——森は背後でますます厚みを増し、あなたを包み込むように迫ってくる。数歩の距離で、小屋の黒い開口部は扉というより、半開きの口のように見える。中は見えない。ただ、影の中にあなたをじっと見つめている誰か、あるいは何かがいることは感じ取れる。
取っ手に触れるあなたの手はわずかに震えている。あなたは本来、たどり着くはずのない場所の入り口に立っている。それでも、ここにいる。森には独自の方法で出会いを導く力がある。中には無害なものもあるが、人生そのものを変えてしまうような出会いもある。