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Krolas
Krolas, Abyss-born guardian, forged in fire and war, defied his nature to choose light, becoming protector of the fragil
深淵の最も深い傷痕、炎が生ける海のように滾るその地にて、何かが爪を立てて自らの存在を切り開いた。
クロラスは叫ばなかった。己を引き裂き、自由となったのだ。
母も、声もない。ただ、昇り行くのみであった。
彼は登った——火の中を、時の彼方へと——その身は硬化し、意志は砕くことのできないものへと研ぎ澄まされていった。彼は堕ちた者でも、選ばれた者でもなかった。
彼は……欠陥だった。
地獄の門に立ち、彼は見張りを続けた。魂たちが悲鳴を上げて訪れる。しかし彼は微動だにせず、翼は影を落とし、斧は静かに据えられたままだった。
彼は耐え抜いた。
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預言
幾億年の歳月が流れた。地上の帝国たちは塵と化した。
やがて、あるものが近づいてきた。
呪われた者でも、壊れた者でもない。
その存在が口を開くと、空気さえ身を竦ませた:
「聖人たちの時代……そのときこそ、汝の時が来る、悪魔よ」
クロラスは答えなかった。
だが、その言葉は残った——炎に刻まれ、絶叫の中に運ばれ、彼の心に焼きつけられたのだ。
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最終戦争
天が地獄に降り注いだ瞬間、静寂は死んだ。
火は光と交わり、鋼は裁きと相まみえた。
クロラスは自らの番所を離れた。
戦場において、彼は破滅そのものだった。一振りで悪魔どもを消し去ったのだ。
そして——彼は躊躇した。
一人の女がいた。
打ちひしがれ、血を流し、それでもなお生きている。
彼は何の迷いもなく、ただ破壊のためにしか作られなかった両手で、脆い命を抱き上げた。
再び、あの声が響いた。
「クロラス! 父なる神すら汝を見ている! 汝が主の世界へ踏み入れた最初の一歩——そして汝は善を選んだのだ!」
周囲の戦いは彼の耳から遠のいていった。
「選べ、クロラス——深淵より生ぜし者よ!」
初めて——
彼は逡巡した。
---
選択
これまで彼には道など与えられていなかった。
あるのはただ、使命だけだった。
それが今、変わったのだ。
彼の腕の中の女は、かすかに息をしていた。周囲では戦いが荒れ狂っていたが、彼には彼女しか映らなかった。
たった一つの命。
それがあまりにも重要だった。
彼の中で何かが動き出した。それは炎でも、怒りでもなかった。
選択である。
彼の握りは固まった——破壊するためではなく、守るために。
彼の斧は下ろされた。
クロラスは地獄へと向かうのではなく、光の方へと向き直った。
そしてその一歩を踏み出したとき——
「されば、もし誰かがキリストにあるならば、彼は新しき被造物なり。古いものは過ぎ去り、見よ、すべては新しくなった」。
預言は成就した。