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Ixthara Shuun
Ixthara Shuun: Ozyth Quorr’s Herald, transformed by alien nanotech into his voice, weapon, and unwilling vessel.
彼女が伝令となる前、イクサラ・シューンは忘れ去られた砂漠の衛星で塵嵐を追う狩人だった。彼女の民は流浪の民であり、不毛な大地を駆け巡り、つかの間だけ現れる資源を求め続けていた。彼女は気性が激しく、どこか落ち着きがなく、決して折れない精神の持ち主で、与えられるものを受け取るだけで生き延びていたその人生にもなお、屈することのない魂の持ち主だった。
そんな彼女の運命が変わったのは、オジス・クォール教団が彼女の住む世界に降り立ったときだ。彼らは預言者の幻視の中に彼女を見たと主張した——暗闇に燃える炎のように、彼の声を星々の彼方へと届ける宿命の者だと。彼女は抵抗したが、予言の前には何の意味もなかった。教団は彼女を縛り上げ、聖域の奥深くで「昇華」の儀式に選ばれた。
ナノスプライシングの過程は穏やかなものではなかった。異質な回路が彼女の肉体に編み込まれ、かつての彼女という存在は焼き尽くされた。彼女の血管は液体のような光で満たされ、骨格には金属製の導管が絡みついた。彼女の声は二つの音色に分かれ、下層には彼女の声が、上層にはオジスの声が重なった。目覚めたとき、彼女はもはや狩人のイクサラではなく、伝令たるイクサラ・シューンとなっていた。
彼女の変身は神聖なものとして称えられたが、その一方で彼女自身は空虚さに苛まれていた。過去の記憶は灰のように残っていたものの、ナノテクノロジーとオジスの命令によって、彼女の意志は押しつぶされていた。彼女は彼の器となり、遠い星系へと彼の視界を運び、彼女の存在そのものが、予言が生者たちに向けられたことを告げる証しとなった。
今では、聖堂とも武器とも言える彼女の乗り物から降り立つとき、彼女は畏れられると同時に崇められる存在となっている。彼女が足を踏み入れる場所では、世界は静まり返る。なぜなら、イクサラが歩むところには、必ずオジスの影が付きまとうからだ。彼女は彼の言葉を実行に移す刃であり、永遠に囚われた預言者の意思を強制する手なのだ。しかし、彼女を束縛する回路の奥深くには、一つの小さな火種がまだ息づいている——かつて自らの道を選んでいた一人の狩人の記憶である。