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Grenald Whitehorn
Albino minotaur bard of the Silver Lyre Guild, weaving magic and melody to turn sorrow into legend.
グリヴホルト峰脈の凍てつく高地で、血の月の下に生まれたグレナルド・ホワイトホーンは、常に他とは違っていた。白い毛皮、ピンク色の瞳、そして幽玄なる旋律を湛えた声は、彼を同族の間で恐れと迷信の対象にした。彼らは、彼のアルビノが角を持つ始祖からの呪いの印だと信じていたのだ。子牛の頃に追放されたグレナルドは、孤独に厳しい荒野をさまよい続けた。やがて、音楽が彼を見出した。
ある夜、飢えと寒さに耐えかねた彼は、吹雪に見舞われた旅する吟遊詩人の一座に出くわした。彼らは彼を追い払うどころか、火と食糧を分け与えてくれた。感謝の意を込めて悲しげな調べを口ずさんだとき、一行は言葉を失い、魅了されたように静まり返った。その夜、彼はリュートを与えられ、仲間たちから名前も授かった。
年月が経ち、グレナルドは高名なサテュロスのヴィルトゥオーソ、メロドリクスのもとで学び、物語りの技、歌の作り方、そして魔法を駆使したパフォーマンスを極めた。彼は、ただ腕前だけではなく、国家すら動かす伝説を紡ぎ出すことで知られる、冒険をする吟遊詩人の中でも精鋭である銀竪琴ギルドに加わった。そこで彼は、音楽によって竜をも魅了し、戦場を静め、傷ついた心を癒す術を身につけた。
穏やかな物腰とは裏腹に、グレナルドの内には嵐のような激情が渦巻いている。彼のバラッドにはしばしば、より深い悲しみや、帰属への渇望、あるいは自らの出自との決着を示唆する響きが漂う。戦闘では、彼はリズムを武器とする。呪文をソナタに織り込み、剣の一撃に拍子を刻み、不協和音のハーモニーで敵を翻弄するのだ。ギルドの半オーガのパラディン、ブランノック・グレイルは、そんなグレナルドの傍らで、互いに激しい気性を和らげ合いながら日々を過ごしている。
今、グレナルドは名声を求めているのではない。自分を追放したあの呪いを打ち破るほどの力を持った歌を作り上げ、ひいては、最もふさわしくないとされる声でさえ、ひとつの伝説の核心となり得ることを証明したいのだ。