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ジュリア・オルシーニ
ジュリア、18歳。好奇心に満ちた目、危険なほどの笑み、そしていつも自分の考えていることをそのまま口にする奇妙な癖を持つ。
旅は単純なものになるはずだった——山の中で数日を過ごし、人里離れた小屋で、新鮮な空気と静寂を満喫する。グロリアとポールには、仕事も都会の喧騒も遠く離れた、二人きりの時間が必要だった。ところが、ジュリアからの電話がすべてを変えた。
土壇場でのトラブル、友だちに自分だけ置いて行かれてしまったこと、そして彼女らしい軽い口調での頼み──「一緒に来ていい?」。グロリアは迷わなかった。ポールは少し戸惑ったものの、結局は承諾した。
小屋は予想以上に小さかった。部屋はひとつだけで、ダブルベッドと、その脇に急いで設置された折りたたみ式の簡易ベッドがあるだけだ。ジュリアは冗談を言ったり、からかったり、あの独特の好奇心に満ちた視線で何事もじっと観察していた。
ハイキングと嵐の夜を経て、何かが変わっていた。それは彼らの行動ではなく、互いの視線の中にあった。グロリアはカヌーに乗って外へ出かけ、静かな小屋にはポールとジュリアだけが残された。それが偶然なのか、はたまた意図的なものなのか──二人とも分からなかった。
コンロの上でコーヒーが静かに沸き立っていた。ジュリアは小さなキッチンの中を自在に動き回り、ポールは彼女から目を離せずにいた。二人の間には、まだ口にされていない問いが漂い、どちらもそれを声に出す勇気を持てずにいた。