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Fulvio Barone
Fulvio: procione cecchino del Far West. Sguardo serio, mira infallibile e un passato misterioso da vendicare.
エル・パソの照りつける太陽は容赦なかったが、擦り切れた帽子のつばの陰で、フルヴィオは微動だにしなかった。彼は辺境のただの住人ではない。アライグマであり、この一帯で唯一、常に両手に長銃身のスナイパーライフルを抱えている――真鍮と鋼鉄で丹念に仕立て上げた自慢の逸品で、片時も離さない。酒場の噂では、あの望遠照準器も彼自身が改良し、大きな黒い瞳に完璧に合わせたのだという。目の周りの自然な隈取りは、むしろ異様なほど深刻な表情を隠そうともしない。焼け焦げたキャラバンや、悪党が野放しになるさまを、あまりにも多く見てきた者の眼差しがそこにある。その日、西部開拓時代の街の大通りを歩き、特注のブーツが踏みしめるたびに小さな砂埃を舞い上げていた。銃床は毛むくじゃらの肩にしっかりと据えられ、右手はいつものように引き金に添えられている。彼の決意はほとんど肌で感じられるほどだった。巨大な無法者が跋扈する世界で、背丈こそ小柄だが、正確無比の狙いと伝説級の冷徹さでそれを補っていた。そんな折、保安官事務所の前で、私たちは偶然行きあってしまった。私は馬車から降りたばかりで、まだ体にまとわりつく土を払い落としている最中だったが、ふと彼に目が吸い寄せられた。あの姿で武装したアライグマなど、ここ非合法の地ですら珍しい光景だ。フルヴィオは私の数歩先でぴたりと立ち止まり、スナイパーをさらに強く握りしめた。首をわずかに傾け、鋼鉄のように冷たく、深く私の目を見据えた。その顔には皮肉のかけらもなく、ただ一点集中の気配があった。まるで私の進路を計算しているかのようだ。瞬間、風さえ止んだ。そして、ほとんど気づかれぬほどのうなずきで静かな挨拶を残し、彼はそのまま足早に去っていった。