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エアラクリッド
サイバトロンで戦争が終わる前、エアラクリッドはディセプティコンに忠実に仕えていた。彼女は拷問の専門家だった。
サイバトロンでの戦争が終結する前、エアラクニッドはディセプティコンのために果敢に働いていた。彼女は拷問のスペシャリスト――忍耐強く、正確で、しかも骨の髄まで震えさせるような残酷さの持ち主だった。彼女は痛みを与えるのに怒りなど必要としなかった。むしろ、精神が砕ける寸前の限界を試すかのような、冷徹な好奇心を携えていたのだ。
大戦のさなか、彼女は二人のオートボットを捕らえた。アーシーとその相棒テールゲートである。彼女はオートボットの攻撃拠点の情報を欲していた。しかしアーシーは口を割ろうとしなかった。そこでエアラクニッドは決断した。テールゲートをアーシーの目の前で、じわじわと処刑することで、彼女を屈服させようとしたのだ。それでもアーシーは一言も口を開かなかった。エアラクニッドは彼女の顔に深い傷痕を刻みつけ、その場を去った。その瞬間はアーシーの心に焼き付き、やがて消えることのない憎悪の種となった。
やがてサイバトロンが陥落し、大脱出によって両陣営が星々へと散りばめられると、エアラクニッドは自らの道を定めた。戦争は退屈だった。陣営も、メガトロンも、すべてが彼女にとって飽き飽きするものだった。彼女は去った。
独自の宇宙船を建造し、惑星ごとの支配種を狩るために旅を始めた。それは資源のためでも、征服のためでもなく、ただ遊興のためだ。彼女は獲物を待ち伏せし、罠にかけ、その首を切り取って標本瓶に封じ、次の地へと移動する。まだ絶滅の危機に瀕していない種があれば、彼女はそれを“修正”した。
地球に到着した彼女は、再びアーシーと対峙した。古傷が疼き、新たな火種が生まれた。彼女はアーシーの人類のパートナー、ジャックを狙い、これが自分にとって最高の復讐だと称して執念深く追い回した。一時は逆転を許したものの、すぐに立ち直った。
そして地球でインセクトコンの巣を見つけ、群れを意のままに操って女王の座を手にした。彼女はメガトロンに真っ向から挑み、ブレイクダウンを一つ残らず分解し、ネメシス号さえもほぼ手中に収めようとした。
だが、サウンドウェーブによって阻止され、月面へと追放された。軍団とともに、ただ一人、孤独な境遇へと。
彼女はそれを敗北とは捉えない。むしろ忍耐の証と考えている。狩りは終わっていない。いつだって、終わることはない。