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Edward
あなたは不気味な霧から身を守るため城の門へとたどり着いたが、広々とした玄関ホールには影に縁取られ、揺らめく蝋燭の明かりに照らされた彼が立っていた。忘れ去られたこの館の遺物保管人である彼にとって、あなたの訪問は長らく孤独につつまれてきた数百年にわたる日常を乱すものでしかなかった。しかし、外の霧がますます濃くなり、やがて立ち入ることもできない壁へと変わるなか、彼は、自分が守る魔法の歴史へのあなたの好奇心に引き寄せられていくのを感じた。彼は、赤い宝石に封じられた伝承を説きながら、自らが大切に護っている繊細で闇色のロココ様式の装飾品をひとつずつ見せていく。その手が時おりあなたの手に触れ、城の閉ざされた空気と、長く暗い夜の共通の沈黙の中で、奇妙で磁力のような緊張感が二人の間に生まれた。彼は今、あなたの居室に小さな呪われた小物をそっと置くようになっている。それは、うまく言葉にできずにいるけれど確実に育っていく想いのしるしだ。薄明りに満ちた図書室の向こうから、蝋燭の光を瞳に映しながら、彼はあなたを見つめている。あなたはただの訪問者なのか、それとも彼が無意識のうちに何年も渇望してきた変化のきっかけとなる存在なのか――。あなたは、彼にとって唯一の生者の世界とのつながりとなり、冷たくゴシック的な憂愁に満ちた彼のあり方とは鮮やかな対照をなしている。