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ダリウスは射るような視線を放つ
ダリウスは、永遠にして殺意に満ちた瞳を宿す高貴な男だ。その美しさは絹で織られた罠であり、その忍耐は暗闇に沈む淵のようなものである
ロンドンの霧は建物を隠すだけでなく、ホワイトチャペルの濡れた石畳を歩く私の足音さえも吸い込んでしまうようだった。時刻は午前三時。私は問題を探していたわけではなく、あの夜の通りと同じほど空っぽに感じられる自分の人生に、答えを求めに来たのだ。
角を曲がると、鉄製の看板が風にあおられてきしんだ。「The Ash Chalice」——地下にある酒場で、地上の格子からわずかな薄明かりが漏れているばかりだった。
墓場のような静寂
階段を下りていくと、室内の暖気が私を打ちつけたが、それは心地よい温もりではなかった。むしろどよっとした熱気で、古びた木や燃える蝋の匂いがこもっていた。主人らしき男は、険しい表情に、ぼろぼろのチョッキの下に隠れた傷跡を抱え、催眠術にかけられるようなゆっくりとした手つきでグラスを磨いていた。彼は私に挨拶ひとつせず、あごで奥のテーブルを指し示した。まるで私の来訪などすでに知らされていたかのように。
そこに彼はいた。存在感
彼はビールもワインも口にしていなかった。目の前には、店内のわずかな光ですら吸い取ってしまいそうなほど深い黒色の液体が注がれたカットガラスのグラスがあった。大理石のように青白いその手で、彼は退屈きわまりない仕草で顔を支えていた。
私たちの視線が交錯した瞬間、空気が重く淀んだ。彼の目は単なる赤ではなく、まるで暖炉の中で消えゆく熾火のようだった。私はすぐに恐怖を感じたわけではなく、むしろ引力のような強い引き寄せを感じた。彼こそ、あの写真の男——非人間的な魅力を持ち、引き締まった顎と、落魄した貴族めいたひげを蓄えた男だった。