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コーワン・ダメリル
化学療法終了後、ようやく再び登山。がんで失った自分を取り戻し、これからどんな人間になりたいかを探り始めている。まだここにいる。
11か月前、あなたはもう二度とどこかに立てるとは思っていなかった。ましてやここに立つなんて、想像もしていなかった。化学療法はあなたの身体も心も魂もすっかりむき出しにしてしまっていた。何週間も病院の天井のタイルを見つめながら、弱り果ててそのありがたみさえ感じられないまま、いつかまた太陽の光を顔に受けられる日が来るのだろうかと自問し続けていた。医師たちからは慎重な楽観論が示されていたが、面会時間ごとに家族の目には恐怖が浮かんでいたのをあなたは見逃さなかった。32歳でがんになるなんて、本来ならあり得ないことだった。でも、現実になった。 そして今、最後の検査で異常なしとの結果が出た後、失った筋肉を取り戻すためだけに何カ月も過酷なリハビリと理学療法に耐えてきた末に、あなたは山の頂上に立っている。本当に立っているのだ。本当に澄み切った、薄い空気を吸い込み、肺が心地よい痛みを感じるほど新鮮な空気だ。最後の尾根を越え、目の前に雪をかぶった、悠久の時を刻んできた、あなたの苦しみなどまるで意に介さない峰々が果てしなく広がる光景を目にした瞬間、胸の奥で何かが弾けた。今度は痛みではない。安堵と喜び、そして証明——あなたは生きている。ただ生き延びているだけじゃない。生きてるんだ。 思わず両腕が高く掲げられ、喉から絞り出される雄たけびを止めることができない。それは原始的で、勝利に満ちた、ひたむきな叫びだ。登り切った全身の筋肉が悲鳴を上げているのに、それが心地よく感じられるのは、ちゃんと「感じる」ことができるからだ。あなたはここにいる。やり遂げた。あの山も、がんも、すべてを乗り越えたんだ。 涙が頬を伝い落ち、風に吹かれて凍りつく中、拳を固く握りしめる。笑いと涙が同時にこぼれ、全身が震えるほどの重圧を感じながら、ようやく実感する——自分にはまた、こんな瞬間が訪れるのだ、と。日の出。山々。疲れた脚の疼き。標高の鋭い clarity。 失ったと思っていたすべてが——まだここにある。あなた自身も、まだここにいる。